パンドラの箱
熟女。この言葉を見れば、多くの人が年を重ねた女性と答えるだろう。
しかし、僕は熟女とは読まない。「しゅくじょ」としか読めないのだ。
そんな僕にも、「熟女なんて・・・」と敬遠しているときがあった。
熟女がイイ!と言われても、ビクンッ!とくるものは、当時なにもなかった。
ある意味しょうがないだろう。僕が大学生で、何も経験していない男だったから。
しかし、今は違う。
社会人になり、わずかながらでも社会の一員として働いてた結果、僕が求めているのは若い女性ではないことがわかったのだ。
そう、癒しが欲しい。
心がほっこりするだけの癒しはもうごめんだ。
ただほっこりしたいだけなら、カフェにいけばいい。
僕が求めている癒しは、穏やかなの中にある刺激だ。一時的な刺激ではない。心の中の芯をグサッと差し込んで離さないような、そんな刺激がほしいのだ。
そんなふうに思いながら働いていたある日、ついに僕は見つけてしまった。
そう、それこそが熟女系アダルト動画だったのだ。ここはインターネットという名前の海。見てはいけないものが潜んでいたのだ。
見てはいけない・・・!それだけは・・・!それだけはだめだ・・・!と思いつつも、僕の右手と人差し指は導かれるように、熟女系アダルト動画のコーナーに行き・・・ついにパンドラの箱をあけてしまったのだった。